直島の本当の魅力を発見!直島観光に役立つ情報まとめ

直島の本当の魅力を発見!直島観光に役立つ情報まとめ

直島への旅行を計画している方にとって役立つ、直島の基本情報をまとめました!

直島ってどんな島?

直島とは香川県にある直島諸島の中心であり、推計人口約3千人、島面積約1400km2の瀬戸内海に浮かぶ島です。

人口の減少問題への脱却のため、1990年代から島全体でアートを盛んに取り入れたことで、アートの島として一躍有名な島に。特に芸術家、草間彌生さんの作品『黄カボチャ』と『赤カボチャ』が人気です。どちらも海沿いに置かれていて、島の景色と色鮮やかな作品のコントラストがとても美しいです。インスタ映え必至。
また、ベネッセハウスミュージアムや地中美術館、ANDOミュージアムなど和洋折衷、また時代さえ超越した作品の数々を島中で楽しめるのもオススメです。

今ではアートファンの外国人も多く訪れており、島内には英語の案内書きもよく見られます。アメリカの旅行雑誌が「死ぬまでに行きたい場所」としてドバイやパリと並んで直島を取り上げたことも。直島は、世界からも注目される魅力溢れる島なんです。

直島に行くならいつ?おすすめの時期

比較的温暖な気候で年間を通して過ごしやすい直島ですがただ、外のアート作品と写真を撮るためには、移動しやすい春と秋がオススメです。島内ではバスも周遊していますが、レンタルサイクルもありますので、晴れた日には爽快感たっぷりにアート巡りができるでしょう。また3年に一度、瀬戸内国際芸術祭が開催されますので、会期中に合わせて行けばさらに豊富な作品に出会えます。

直島へのアクセス方法

直島はどこにある?

直島は瀬戸内海に浮かぶ島です。香川県に属する島ですが、岡山からもアクセスできます。

詳しい行き方を見ていきましょう。

直島への行き方

直島に行く方法は2つあります。

・高松港から宮浦港へフェリーで行く
・宇野港から宮浦港へフェリーか旅客小型船で行く

※船以外でのアクセス方法はありません。

直島は香川県の島ですが、香川県の高松港からは約50分、
岡山県の宇野港からは約20分と岡山県側からの方が実は近いんです。

◆高松港発フェリー定期船時刻表―高松港公式webサイト(2018.3.20現在)
http://www.pref.kagawa.jp/takamatsuko/timetable300320.pdf

フェリーが1日5本、高速線が1日4本出ていますが、時期により異なりますので必ず調べてから行くようにしましょう。
高速船は時間が短縮されるため金額が割高になっています。
また、桟橋からは他の島々へ向かうフェリーも出航しています。乗り間違えのないように注意しましょう。

◆宇野港発フェリー定期船時刻表―四国汽船株式会社HP
https://www.shikokukisen.com/instant/

◆直島へのフェリー運賃表―四国汽船株式会社HP
https://www.shikokukisen.com/fare/

深夜便は倍の金額になりますが、真夜中まで運航しているので便利です。
自動車や自転車も運びこめますが、別途料金がかかりますのでご注意ください。

直島でやるべきこと3つ

1.人と自然が作り出した作品を同時に楽しむ

直島といえば、いわずと知れたアートの島です。アートを楽しむために直島を訪れる人が多いのですが、アートだけに目を奪われていてはもったいない!
直島を訪れたらきっと気づくはずです、この島はなんて風光明媚な島なんだと。

直島は少し深めのエメラルドグリーンの海に囲まれ、
アート作品のまわりにも豊かな草木、きれいな花が広がっています。

黄色カボチャ、単体でももちろん素晴らしいアート作品なのだけれど、きっとこれは直島の海、対岸に見える木々の景色込みのアートなんじゃないかと思います。

直島に来たら是非電動自転車をレンタルして、青空の下で自然とアートを楽しみましょう!
(普通自転車はやめておいたほうがいいです。坂道きついです。)

2.島の町並みとアートを同時に楽しむ

直島では、フェリーが着く港のある「宮之浦エリア」と「本村エリア」の2つのエリアに飲食店や民家が集中しています。
「本村エリア」には「家プロジェクト」という空き家を改装し、家をまるごとアート作品にする取り組みがおこなわれ、現在7軒が公開されています。

家プロジェクトの1つ。元歯科医院兼住居であった建物をアートに。

Photo credit: corinne glaziou on VisualHunt / CC BY-NC-SA

島民の方が生活をしている実際の住居のすぐ近くで家プロジェクトが展開されているので、
家プロジェクトのアートを楽しみながら、直島の暮らしも少し垣間見てはいかがでしょうか。

民家の軒先に置かれたミニかぼちゃ。島民の方も島のアートを愛しているのだなということが伝わります。

3.ファンキーなお風呂に入る

直島の観光名所のひとつ、「I♥湯」!
こんなビジュアルの外観ですが、れっきとした銭湯です。

Photo credit: chinnian on Visualhunt.com / CC BY-SA

さすがアートの島だけあって、銭湯も一筋縄ではいきません。

外観もすごいのですが、中もすごいのです。

施設の性質上、写真撮影できなかったので、ぜひご自身の目で確かめていただきたいのですが
お風呂場はもちろん、脱衣所、トイレなど細部に至るまで細かい「アート」がほどこされ、圧巻の銭湯となっています。

湯船の中は、一面春画。どういう気分で浸かればいいのか、考えを巡らせているうちにのぼせてしまいました。

ちなみにタオルやTシャツなどのI♥湯グッズもお土産に大人気です。

◆I♥湯について詳しく知りたい方はこちら
http://benesse-artsite.jp/art/naoshimasento.html

直島 お役立ち情報

島内の移動について

直島での移動手段は、電動自転車がおすすめです。直島は景色がとってもきれいなので、青空の下でサイクリングをしながら、自然を楽しんでほしいです。
坂道が多いので、普通自転車ではなく電動自転車で!

直島には宮之浦港、本村港の2つの港があり、その港を中心にアート作品、飲食店などもその2つの港近くに集中しています。
それぞれのエリア内は徒歩で十分周れますし、この2つのエリア間の距離も自転車で15~20分ほどの距離ですので、行き来もそれほど大変ではないです。

ベネッセアートミュージアムへも宮之浦エリアから自転車で15分ほどです。
この道は山道なので坂も多いのですが、坂道の途中で下を見下ろすと、瀬戸内海のエメラルドグリーン(と呼んでいいはず)の海と木々の緑が広がる絶景が楽しめます。
ミュージアムへはバスも出ていますが、自転車がダントツおすすめ!です!

飲食店について

観光客が多いため、飲食店も充実している直島。

特に注目なのが、直島二大名物グルメ(勝手に命名)です。

そのひとつが「直島カレー」
シーフードがごろっと入ったスパイシーなカレーです。

◆直島カレーが食べれるお店「シナモン」
http://www.naoshima.net/foods/detail/?lang=ja&foods_id=50

ふたつめは「直島バーガー」

ふわふわのバンズに挟まれているのは、なんとハマチのフライ!
そこに特製タルタルソースがかかっています。うーん、思い出しただけでヨダレが…。
直島でしか食べれない絶品B級グルメです。

◆直島バーガーが食べれるお店「maimai」
http://www.naoshima.net/foods/detail/?lang=ja&foods_id=83

宿泊施設について

島内の宿泊施設は、民宿やゲストハウスがほとんど。
節約したい人には、ドミトリー型のゲストハウスがおすすめです。女性限定のゲストハウスもあるので、安心です。

参考までに、私が宿泊した女性限定ゲストハウスがこちら。

◆女性限定ゲストハウス くるむ
http://qulumu.wixsite.com/qulumu

ドミトリーと個室があり、私は個室に宿泊したのですが、とても快適でした。
インテリアのセンスがとても良くて、とにかく部屋がかわいい。

キッチンもついていて、調理道具や調味料も揃っているので、食材だけ買ってくれば自由に料理もできます。
節約もできるし、1人で泊まっていても料理しながら他の宿泊客と友達になれたりするかも。

銭湯に近いのも良かったです。

島での買い物について

直島には、セブンイレブンがあります。なんだか色々安心です(笑)。
「直島(なおしま)観光旅サイト」直島町観光協会公式

他にも集落の中にはスーパーマーケットや商店が数箇所ありますので、買い物に不便さはほとんど感じません。

携帯の電波について

ドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアは繋がるようです。ただし、場所によって電波状態があまりよくないところもあります。

まとめ

・島内の移動は電動自転車で!アートと一緒に直島の豊かな自然を楽しもう
・直島観光は緑が多い春と夏がおすすめ
・直島の人々の暮らしが垣間見える「家プロジェクト」も必見
・夜は銭湯でアート鑑賞の続きを