【屋久島登山】17時間に及ぶ屋久島トレッキングを経験して得た教訓4つ

【屋久島登山】17時間に及ぶ屋久島トレッキングを経験して得た教訓4つ

何千年も前から屋久島にずっしりと根を張る屋久杉。

死ぬまでに一度見てみたい!と思う方も多いと思います。

3年前、その屋久杉に会うために屋久島トレッキングに挑戦したときに学んだ、
4つの教訓をまとめてみたいと思います。

これから縄文杉に会いにいこうと思っている方に是非読んでいただきたいです。

教訓その1 ガイドさんは必ずつけよう

初めて屋久島で登山をするなら、山に精通した現地のガイドさんを絶対つけましょう。

安全対策という意味でも重要ですし、ガイドさんは屋久島や屋久杉の知識が豊富なので、色々な解説をしてくれます。
説明を聞いているだけでとっても楽しいです。

現地の人だから知っている絶景スポットや、穴場のインスタ映えスポットを教えてくれるかも。

教訓その2 体調を万全にしておきましょう

これは言わずもがなですが、健康な状態でも相当体力を消耗する登山です。
登山前、登山中に少しでも体調に違和感を覚えたら、ガイドさんに相談しましょう。山での無理は禁物です!

教訓その3 気を遣わない仲間と登ろう

長丁場になる屋久島トレッキングでは、とても大事なことです。
登山は気を遣ったら負けです。登山の途中に「しんどい、ちょっと休みたい」と思っても「集団行動を乱してはいけない」「他の人に迷惑をかけてはいけない」という心理が働き、そのまま我慢して歩いてしまい、怪我や事故につながってしまうことがあります。
休憩時間は、適宜ガイドさんが取ってくれると思いますが、全員同じペースで歩くというのもなかなか難しいもの。
全員が協力しあって、ゴールまでたどり着くことが重要なので、気を遣わない間柄の人と少人数で登ることをおすすめします!

教訓その4 コース選択を誤らないこと

これは是非気をつけていただきたいです…!

私は女友達3人と登ったのですが、全員ド初心者のくせにいきなり上級者コースを選択してしまったがためにすさまじい登山になり、
途中で救助ヘリを呼びたい衝動にかられながらも、なんとかゴールしたのは夜の10時半!
(だいたいの人は日暮れ時くらいには下山します。)

朝5時半に出発したので、入山から下山まで17時間かかったことに。。

なぜこんなことになったかというと、
旅のスケジュール的に私たちが登山に使える日が1日しかなく、
ガイドさんに「1日でこれも見たい、あれも見たい」と要望を出しすぎてしまったからです…。
初心者コースを選択すると、見れないものが出てきてしまう、
それなら少し頑張ってペースを上げて、見たいもの全部見るコースにしようとガイドさんが計らってくれました。

とても優しいガイドさんで、スポットごとに色々な角度での写真撮影にも付き合ってくれて、
予定の時間よりもペースが落ちてきても「せっかくきたんだから」と私たちを焦らせることはありませんでした。
この優しさに私たちは甘えてしまい、結果的に17時間コースになってしまったというわけです。

見たいものが全て見れたので後悔はありませんが、
一歩間違っていたら誰かが体調を崩してしまったり、
夜の暗闇の中で怪我をしていたりしたかもしれないと思うと、他の方におすすめはできません(汗)。
出発前にガイドさんに自分の希望を伝えると同時に、そのルートを選択するとどうなるのか教えてもらい、
入念に話し合ってからルートを決めることをおすすめします。

ちなみに、日暮れ前に下山予定だったしても、必ずヘッドライトは持参しましょう。
朝方はまだ暗いですし、ペースが遅くなった場合、暗い中歩くことになるかもしれません。

まとめ

私の屋久島トレッキングの経験を通して学んだことを書かせていただきました。

縄文杉をはじめ、縄文杉に辿り着くまでに見られる屋久杉の数々は圧巻ですし、
白谷雲水峡やヤクスギランドなど、屋久島の豊かな自然を堪能できるスポットも見逃したくありませんよね。

私たちのように、1日に何でもかんでも詰め込もうとせず
余裕を持ったスケジューリングをすることをおすすめします!

屋久島の旅が楽しいものになりますように。